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創成研究機構 一般公開「キャンパスツアー2022」を開催しました

6月4日(土)、創成研究機構 一般公開「キャンパスツアー2022」を開催しました。新型コロナウイルス感染症の影響により3年ぶりとなった今回は、人数を制限しての現地開催に加え、YouTubeでのライブ配信も行いました。現地では32名、オンラインでは40名以上の参加があり、小学生から大人まで幅広い世代の方に楽しんでいただくことができました。

◆◇ライブ配信のアーカイブを下記よりご覧いただけます◇◆

「46億年前にタイムスリップ!リュウグウ誕生のひみつ」と題したサイエンストークでは、創成研究機構/理学研究院 圦本 尚義(ゆりもと ひさよし)教授が、小惑星探査機「はやぶさ2」が持ち帰ったリュウグウ試料の分析から見えてきた最新の研究成果を伝えました。その後、来場者の皆様に、分析に用いられた同位体顕微鏡を実際に見学していただきました。

リュウグウ試料の実物大レプリカを見せながら話す圦本教授
同位体顕微鏡見学の様子(撮影:広報課 学術国際広報担当)
レプリカを手にとる来場者の皆様(撮影:広報課 学術国際広報担当)

施設見学の一環として、研究機器を貸し出すことで学内外の研究を支えている「グローバルファシリティセンター(GFC) オープンファシリティ部門」へも案内しました。カラー3Dレーザー顕微鏡で植物など身の回りの物を観察する様子を見学していただきました。

演示実験をするGFC 吉沢友和 技術専門職員

イベント終了後に実施したアンケートには、「圦本先生に直接質問できて嬉しかった」、「貴重なサンプルや機器を見ることができた」、「道外からの現地参加は難しかったため、オンライン配信はありがたかった」といった声が寄せられました。当日の様子はニュース番組や新聞にも取り上げられ、多くの方に当機構で行われている最先端の研究について知っていただくことができました。

司会進行を務めた堀内浩水 URA(撮影:広報課 学術国際広報担当)
開会の挨拶をする増田隆夫 創成研究機構長/理事・副学長(撮影:広報課 学術国際広報担当)
熱心に聞き入る来場者の皆様
テレビ取材の様子

(創成研究機構 研究広報担当 菊池 優)

 

本学の研究を発信するウェブマガジン「リサーチタイムズ」にも、キャンパスツアーの様子が詳しく掲載されています。こちらもぜひご覧ください。

創成研究機構で一般公開「キャンパスツアー2022」を実施―小惑星のかけらから探るリュウグウ誕生のひみつ(リサーチタイムズ)

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