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圦本尚義教授が「第25回Science Café『はやぶさ2がふれた小惑星リュウグウの最初の秘密』」で講演します

Science Café は、Science Japan Officeなどが主催する、科学誌“Science”や姉妹誌に研究論文が掲載された研究者がオンライン講演を行うイベントです。このたび第25回目のScience Café に、創成研究機構の圦本尚義教授が登壇することが決定しました。圦本教授の論文は度々Scienceに掲載されており、講演では、2022年6月に発表された「はやぶさ2」プロジェクトの化学分析チームによる研究成果について語ります。

日  時:2022年10月26日(水)14:00~14:40(予定)
演  者:圦本尚義(北海道大学 創成研究機構/大学院理学研究院 教授)
参 加 費 :無料
申込方法:こちらからお申込みください

はやぶさ2がふれた小惑星リュウグウの最初の秘密

2020年12月に探査機「はやぶさ2」が持ち帰った小惑星リュウグウの試料は、翌年から初期分析が始まり、その最初の成果が今年の6月に発表されました。はやぶさ2の打ち上げ段階から予想されていた通り、リュウグウは地球に落下する炭素質隕石のふるさと天体の一つでした。驚くことに、リュウグウは最も希少(全隕石7万個のうち9個)な隕石であるイブナ型でできていたのです。イブナ型隕石はその希少性にも関わらず、太陽系の化学を代表する標準物質として研究者に珍重されてきました。そして今回分析した結果、リュウグウ試料は、どのイブナ型隕石よりも化学的始原性を有しており、一番の標準物質であることがわかり始めました。今までの知識が新しい知識に変わっていく最先端の惑星科学の状況を共有してみませんか。

講演者の圦本尚義教授(北海道大学 創成科学研究棟内の居室にて)

お問合せ先
Science Japan Office 担当:ランベッリ律恵
E-mail: science_cafe_japan@asca-co.com

その他詳細事項は、こちらのサイトをご覧ください。