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  • 地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)

「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」伴走チームによるサイトビジットが実施されました

 

 

 10月17日(金)、本学オープンイノベーションハブ「エンレイソウ」において、「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」伴走チームによるサイトビジットが実施され、本学の担当サポーターである長我部信行氏(株式会社日立ハイテク コアテクノロジー&ソリューション事業統括本部エグゼクティブアドバイザー)をはじめ、地域中核・特色ある研究大学の振興に係る伴走チーム、文部科学省及び日本学術振興会の関係者計34名が来学しました。
 本サイトビジットは、総長をはじめとした執行部との意見交換を通じた事業の進捗状況の確認及び課題の把握を目的として実施されました。
 はじめに、寳金清博総長による開会の挨拶があり、持続可能なWell-being社会の実現に向けた研究のアプローチや、本学が目指すビジョンとしてのSocial Impact型の大学、及びJ-PEAKSによる将来的な展望について説明がありました。
 続いて、瀬戸口剛理事・副学長から本学におけるJ-PEAKSの取り組み及び進捗状況、西邑隆徳副学長から「リジェネラティブ農林水産研究拠点(IRAFF)」の取り組みや今後の展望について説明があり、引き続き行われたサポーターや他大学リエゾンと総長をはじめとする本学執行部との意見交換では、人文・社会科学系の研究者との連携やIRAFFの取り組み、連携研究プラットフォーム制度、さらには、本年新たに創設された「テクニカルサイエンティスト(TS)制度」等の多岐にわたるテーマについて闊達な質疑応答が行われました。

寳金総長による説明
意見交換の様子

 研究内容紹介では、都木靖彰水産科学研究院長からリジェネラティブ水産研究の取り組みとして函館マリカルチャープロジェクトについて説明があり、電子科学研究所の雲林院宏教授及び触媒科学研究所の村山徹教授から、連携研究プラットフォーム採択研究課題に関する研究紹介が行われました。
 最後に、リエゾンである阿部弘副理事から謝辞を含めた挨拶があり、盛況のうちに閉会しました。
 引き続き行われた北海道ワイン教育研究センターの視察後、日本学術振興会主催の懇談会(同センター)において、終始和やかな雰囲気の中で情報交換が行われ、本サイトビジット全行程の終了を迎えました。
 今回のサイトビジットでは、世界の大学の歴史を踏まえた本学のあり方や本学J-PEAKSの進捗状況に対して多くの称賛をいただいたほか、リジェネラティブ農林水産研究や連携研究プラットフォーム事業への高い関心が寄せられました。
 今後も本学は、J-PEAKSを通じて国内外の大学、研究機関、地方自治体や民間企業との連携を一層深め、最先端の研究推進と社会実装に向けた取り組みを加速し、持続可能なWell-being社会の実現を目指してまいります。

研究紹介の様子
北海道ワイン教育研究センターでの視察の様子