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【ナノテクノロジープラットフォーム】第3回分析TEMユーザーズミーティング開催(2018/03/09)

開催日
2018年39

電子プローブマイクロアナライザー(Electron Probe Micro Analyzer, 略称EPMA)は金属・合金材料、セラミックス、半導体材料、鉱物・岩石試料など、固体試料の微小部分析を行う装置であり、材料研究や地球惑星科学の研究に不可欠な装置となっていますが、実際に使用するには装置の構造、分析法の特徴をよく理解することが重要です。

これから使用する初心者や現在使用しているユーザーの理解を深めるために、EPMAの基礎講習を座学にて行います。皆様の研究の一助になれば幸いです。

※案内プログラム

■日 程:2018年3月9日(金)10:00~16:30

■場 所:北海道大学工学部材料・化学棟 2F MC208 講義室

■プログラム

10:00-10:05 開会挨拶

10:05-10:30 北海道大学ナノテクノロジープラットフォーム事業とそれに供する分析TEM の紹介

【特別講演】
10:30-11:10 「MASAOU 登録装置の紹介と研究例〜照射下におけるSiC の酸化挙動の直接観察〜」
橋本直幸(北大院工)

11:10-11:50 「電気特性評価用TEMその場観察システムの開発と応用~
MANBOU 登録装置を中心として ~」
有田正志(北大院情報)

(休憩11:50~13:30)

【招待講演】
13:30-14:20 「分析電子顕微鏡,理論計算および情報科学手法を用いたナノ構造解析」
溝口照康(東大生研)

(10 分休憩)

【ユーザー事例報告】
14:30-15:00 「Free-standing グラフェンを用いた原子分解能イメージング」
山崎憲慈、前原洋祐、郷原一寿(北大院工)

15:00-15:30 「ケイ酸塩ナノシートを用いる
無機ナノ粒子自己集合構造のHAADF-STEM トモグラフィ」
米澤徹、秋田郁美、石田洋平(北大院工)

15:30-16:00 「冷間加工を施したAl-Mg-Si 系合金の時効析出挙動とその微細組織」
池田賢一、佐藤翔悟、三浦誠司、*高田健(北大院工、*大同大)
16:00-16:30 総合討論
16:30 閉会

■連絡先:

北海道大学大学院工学研究院附属 エネルギー・マテリアル融合領域研究センター
坂口紀史
TEL&FAX: 011-706-6768
E-mail: sakaguchi(at)eng.hokudai.ac.jp ※(at)を@に変更してからご使用ください

主催:北海道大学 ナノテクノロジー連携研究推進室・工学部超高圧電子顕微鏡室・
工学部ナノ・マイクロマテリアル分析研究室
共催:北海道大学ナノ物質科学・バイオサイエンス顕微解析ユニット(MANBOU)
北海道大学マテリアル分析・構造解析共用ユニット(MASAOU)
日本金属学会北海道支部
協賛:日本顕微鏡学会北海道支部