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【ナノテクノロジープラットフォーム】EBSD法(結晶方位解析)技術講演(2018/10/02)

開催日
2018年102

EBSD法は元々は,材料のミクロ組織や集合組織の解析から始まった技法である。さらに結晶方位に基づいて材料組織は材料の特性を決める基本的な要素であることからその応用が大きく広がった。

ミクロ組織の観察では,3次元観察,In-Situ観察にも広がっている。また高分解能化の手段として透過EBSD法も開発されている。一方では高分解能パターンを用いた弾性歪解析も行われている。またEDSとの同時測定により,より精度の高い相分離/相同定が実現している。このように現在のEBSD法は様々な分野で,様々な使い方がされている。

これらそれぞれの使用分野での現状の到達点や問題点,そして今後の課題について概説する。

後半はOIM-A8で新たに導入・改善されたNPAR法やPRIAS法,そして方位差解析等を取り上げ,それらの機能とその応用について紹介する。

※案内ポスター

【日時】2018年10月2日(火)15:30~16:30

【場所】北海道大学工学部材料化学棟2階大講義室(MC208)

【講師】株式会社TSL ソリューションズ 代表取締役 鈴木 清一氏

【題目】EBSD法の現状とOIM-Analysis8の新機能

【お問い合せ】工学研究院共同利用施設 ナノ・マイクロマテリアル分析研究室 
E-mail:info-nma(at)eng.hokudai.ac.jp ※(at)を@に変更してからご使用ください
Tel:011-706-6363