設立目的沿革

設置目的

 前身組織である創成研究機構のミッションステートメントを継承しつつ、卓越した融合研究成果の創出やスピーディーな社会実装の実現に向け、研究ユニットの競争力を高く保つとともに、新たな融合研究拠点の創出や学内共同施設の設置に加え、産業創出に結びつく研究プロジェクトの大型事業化を活発に進め、機構の活動を通して、持続可能なWell-being社会の実現に貢献に資するとともに、国際卓越研究大学に並び立つ世界レベルの「Excellence」と、農学や水産学を中心とした本学ならではのフィールドサイエンスの優位性により北海道と世界の課題解決に貢献する「Extension」の二つの要素が相互に成長し合うエコシステムを構築し、世界の課題解決に貢献する

沿革

平成14年 創成科学研究機構の設置
先端的な研究及び将来的に世界をリードする研究を推進し、部局横断的な研究体制を企画立案するための全学的な組織として平成14年度に設置
平成15年 北大R&BP構想プロジェクト
平成15年度から5年間のスーパーCOE(「北大リサーチ&ビジネスパーク構想」)が採択され、産学連携の推進も併せ持つ機構となる
創成科学研究棟竣工
平成15年11月、総額65億円をかけ、約18,000㎡の研究棟を竣工
平成17年 創成科学共同研究機構に改組
平成17年度、先端科学技術共同研究センターを統合し、創成科学共同研究機構に改組
平成20年 電子科学研究所竣工
平成20年度、電子科学研究所(5号館)約5,000㎡が竣工
平成21年 創成研究機構に改組
平成21年度、運営組織に改組
平成22年 創成科学研究棟を増築
平成22年度、創成科学研究棟を約2,000㎡増築
平成23年

北キャンパス総合研究棟6号館竣工
平成23年度、北キャンパス総合研究棟6号館 約4,193㎡が竣工

生物機能分子研究開発プラットフォーム推進センター設置
平成23年度、経済産業省「産業技術研究開発施設整備費補助金(平成21年度)」に採択され、生物機能分子研究開発プラットフォーム推進センターを設置

平成28年 グローバルファシリティセンター(GFC)設置
平成28年1月、旧共用機器管理センターを発展的に改組してGFCを設置
平成30年 化学反応創成研究拠点(ICReDD/アイクレッド)設置
平成30年10月、文部科学省補助金「世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)」に
採択され、ICReDDを設置
令和4年

データ駆動型融合研究創発拠点(D-RED/ディーレッド)設置
令和4年7月、「産学官・地域連携による社会実装推進拠点の形成」事業におけるデータ駆動型社会を支える融合研究を創発する組織として、D-REDを設置

北キャンパス総合研究棟7号館を譲受け
令和4年8月、塩野義製薬株式会社から本学へ「シオノギ創薬イノベーションセンター」を無償譲渡され「北キャンパス総合研究棟7号館」として運用開始

ワクチン研究開発拠点(IVReD/アイブレッド)設置
令和4年10月、国立研究開発法人日本医療研究開発機構「ワクチン開発のための世界トップレベル研究開発拠点の形成事業」に採択され、IVReDを設置

北キャンパス総合研究棟8号館竣工
令和5年2月、北キャンパス総合研究棟8号館 約5,500㎡が竣工

令和5年

連携研究プラットフォームを設置
令和5年4月、世界に伍する重点研究領域を選定し て 組織する研究グループを包括し、柔軟かつ機動性の高い研究支援等を行う「連携研究プラットフォーム」を設置

地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)に採択
令和5年12月、文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に「フィールドサイエンスを基盤とした地球環境を再生する新たな持続的食料生産システムの構築と展開」を提案し採択を受ける

令和6年 総合イノベーション創発機構に改組
令和7年1月、創成研究機構を改組し総合イノベーション創発機構に改称するとともに、新たにJ-PEAKSにおいて注力すべき研究ユニット等に対して、研究支援組織が連携して研究の企画から社会への実装までを継続的に推進及び支援するJ-PEAKS企画・運営室を設置