機構長メッセージ


 

 融合科学研究拠点づくりを目指して

 北海道大学 創成研究機構長
 西井 準治

 創成研究機構は、「先端的融合的研究・学問の推進」、「経済・地域社会との連携とその発展への寄与」、「人材の育成」の3本の柱を全学的な観点で推進する北キャンパスの拠点です。創成研究機構 研究部では特定研究部門、戦略重点研究部門、そしてプロジェクト研究部門が走っており大学の研究戦略に基づく研究、外部資金による研究、企業との共同研究等が行われています。創成研究機構の当初の目的に加えて、スーパーCOE(平成15年度採択・「北大リサーチ&ビジネスパーク構想」)以来、産学連携についても推進してきましたが、現在は同じ北キャンパスにある「産学・地域協働推進機構」がその役割を担っています。

平成28年には過去10年の間に北大が培ってきた先端機器共用システム「オープンファシリティ」をさらに発展させ機器分析受託機能、国際連携機能を併せ持つ「グローバルファシリティセンター」が設置されました。
また北キャンパスエリア内にある3つの研究棟(創成科学研究棟、北キャンパス総合研究棟3号館および6号館)には大小様々なレンタルラボスペース「オープンラボラトリー」が設置されており、ウェットタイプのラボ仕様、動物飼育・実験ができる施設など多彩な分野の研究開発が可能な環境が整っています。

このように、大型研究設備を創成研究機構に集約し、ここで大規模な融合研究プロジェクトを展開していく環境が整いつつあります。部局の枠を超えた研究群と企業とが協働して既存の様々な研究助成を獲得すると共に、大型研究に発展させ「世界トップ100を目指す研究・教育拠点」を構築できる基盤がこの北キャンパスにあると考えます。
将来的には最先端の大型研究施設を誘致し滞在型の研究を進めることができる環境、施設、支援体制を整備していくと同時に、学内の研究目的組織のポテンシャルを活用し、連携・連動することによりダイナミックな戦略展開的研究を創出し、国際的に卓越した融合科学研究拠点づくりを目指して推進していきたいと考えております。