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上田一郎

北海道大学理事・副学長 創成研究機構長
川端 和重



 塩野義製薬株式会社、株式会社日立製作所、住友ベークライト株式会社、日本メジフィジックス株式会社、三菱重工業株式会社という、我が国が誇るリーディングカンパニーと、北海道大学との協働で、次世代の医薬・医療の革新的技術開発を行う本プロジェクトは、8年目から事業最終ステージに入る年を迎えました。
 3年目の再審査の際には、「企業と大学の密接な連携によってインパクトある成果が期待できる」と評価されましたことは、このプロジェクトを推進するすべての関係者にとって大変喜ばしいことでした。4年目にあたる平成21年度からは、事業のゴールを見据え、本プロジェクトにかかわるすべての研究者及び関係スタッフが、心新たに一丸となって事業に取り組んできました。当初からの協働機関である塩野義製薬株式会社、株式会社日立製作所に加えて、住友ベークライト株式会社、日本メジフィジックス株式会社、三菱重工業株式会社にご参画いただき、研究成果の実用化に向けた体制が強化でき、以後の研究開発がさらに発展しています。加えて、本プロジェクトを推進・支援するための「未来創薬・医療イノベーション推進室」と「医療イノベーション事業支援室」を全学の共有施設である創成研究機構及び医学研究科内に平成21年10月に立ち上げ、大学としての観点での運営を本格的に推進し、また研究の効率を高めるための支援業務を開始いたしました。さらに平成22年度からは、創薬と医療の融合研究をさらに進めていくために北海道大学病院も参画し、これで本プロジェクトが掲げてきました「創薬候補化合物の連続的創出を可能とする創薬基盤の整備、患者にやさしい非侵襲的個別化医療の提案」を行う研究拠点としてのかたちが明確になりました。
 こうした拠点形成を進めながら、当初計画していた研究開発のミッションステートメントの7年目の目標は、ほぼ達成することができました。波及効果として、協働企業から製品が市販化もされるに至りました。同時に、本事業推進における産学連携による若手研究者育成も積極的に行なっています。
 今後とも、本事業の推進を通して新しい形の産学連携を確立し、創薬・医療に関する研究成果を社会に還元するために、本プロジェクトを推進していく所存です。引き続き関係の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。


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