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第14回 未来創薬イノベーションセミナー

日時:2014年6月12日(木) 16:30〜18:00
場所:理学部 5号館低層棟 2階 大講堂


プログラム


ヒトiPS細胞由来分化誘導肝細胞の創成と創薬応用

水口 裕之
大阪大学大学院薬学研究科分子生物学分野 教授


  ヒトiPS細胞由来分化誘導肝細胞を毒性評価や薬物動態評価系に応用するためには、高機能な分化誘導肝細胞を作製することが最重要である。しかしながら、ヒト肝細胞と同程度の機能(薬物代謝能など)を有した分化誘導肝細胞を作製することは困難であったため、我々は肝細胞への分化誘導技術の改良を試みてきた。
 独自開発した改良型アデノウイルスベクターを用いた遺伝子導入により、ヒトiPS細胞から肝細胞への分化効率を高めた。また、三次元スフェロイド培養や、細胞シート技術と共培養技術を併用した三次元共培養法を用いることによって、分化誘導肝細胞の成熟化を促進できる技術も確立してきた。
 本講演では、創薬応用を目指した分化誘導肝細胞の作製技術の現状を紹介するとともに、今後の課題・可能性についても議論したい。


◆お問合わせ先:先端生命科学研究院 門出、菅原 (内線:9041)