授業レポート

宮下和夫先生 藤女子高校出張講義

2016年10月04日(火) 16:30~17:30

海藻の主な種類
・緑:緑藻、海ぶどう
・茶:褐藻、モズク、ワカメ、昆布、ひじき
・紫:紅藻

海藻の重要性
・カラダすべてで光合成をしている
・たくさん有機物を作っている=バイオマス資源(世界中で注目されている)

効率が良い★
CO2→高機能→食品素材→廃棄物→エネルギ資源

バイオマスとしての海藻の優位性
・成長が速い光合成生物
・淡水を必要としない コストが安い
・肥料を使用しない
・養殖方法が確立されている

・海人:先史時代、東南アジア方面で船を家として暮らしていた人々。そのあと日本列島へ。高い地位についていた。
・その時代、海藻は交易物として、ミネラル補給として重要だった。
世界中で海藻への注目度アップ★その理由は・・・
・炭水化物
・ミネラル
・タンパク質
・脂質
日本人の食生活には塩が多いことが欠点だが、海藻を利用して、美味しく減塩できるかも!
・海藻→スーパーフード BBCからも宮下先生のところに取材がくるほど★
海外の人には、素材の味がうすいこと、カロリーが低いが食物繊維も多く栄養的なことが人気の理由

食塩摂取量
・世界平均:3.9g
・日本:11-12g(世界平均の3倍も!)
・共同研究している医師によると、塩分を50%減らした生活で、50%病気も減るそう。そこで、北大病院で減塩しつつ美味しい病院食を作るために、海藻を利用している

・アカモク(海藻):美の代名詞(売りこむ際のイメージも大切なので、由来が多くあるなど理由付けが簡単な海藻の方が利用しやすい☆)
・アカモクで開発している商品たち:バター、麺、パスタetc. (パスタの研究はインドの研究者とともに行っている。理由は、菜食主義者が多い国なので。)
海藻の重要性
・海藻がないと海の生物がいなくなる=卵を産む場所がなくなる、小魚がプレデターから隠れる場所がなくなる
・海藻は日本で年間4万トン取れ得る(実際の使用料はこれよりかなり少ない)
・アカモク油は肥満や糖尿病に効果的
・北海道大学COI:保健学科、農学部、水産学部(医学部)とともに、海藻などの栄養成分について研究を進めている。人の健康=医学部と考えがちだが、水産学部なども実は栄養について、より研究を進めている学部なので、ぜひ興味のあるかたはapplyしてください☆

授業風景その1
授業風景その2
授業風景その3
授業験風景その4
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